設定ファイルとは?
設定ファイルは、アプリケーションの実行方法を Square Cloud に伝えるファイルです。起動するファイル、確保するメモリ量、使用するランタイムのバージョン、そして Web サイトの場合は公開するサブドメインを指定します。1 行に 1 つのKEY=VALUE ペアを書く、プレーンテキストのファイルです。
squarecloud.app
設定ファイルの作成
プロジェクトのルートにsquarecloud.app または squarecloud.config という名前のファイルを作成します。どちらの名前でも同じように動作します。zip をアップロードする場合、このファイルはサブフォルダの中ではなく zip の最上位に置く必要があります。そうでない場合、デプロイは MISSING_CONFIG で失敗します。
macOS では、
squarecloud.config という名前をおすすめします。設定パラメータ
MEMORY、VERSION、DISPLAY_NAME は常に必須です。MAIN は、RUNTIME を設定しない限り必須です。
編集可能なパラメータは、デプロイ後にダッシュボードで変更できます。編集できないパラメータを変更するには、アプリケーションを再度アップロードする必要があります。
MAIN
アプリケーションを起動するファイルです。プロジェクトのルートからの相対パスで指定します。- ファイルの拡張子でランタイムが決まります。
.jsは Node.js、.tsは TypeScript、.pyは Python で実行されます。 - ファイルはアップロードに含まれていて、空でない必要があります。
- 32 文字以内で、使える文字は英字、数字、
_、.、/、-です。スペースは使えません。
MAIN がない場合(RUNTIME もない場合)は MISSING_MAIN で失敗します。ファイルが存在しない、拡張子がない、または上記のルールに違反している場合は INVALID_MAIN で失敗します。
MEMORY
アプリケーションに確保する RAM(メガバイト単位)です。アプリケーションの vCPU と帯域幅もこの値で決まります。INSUFFICIENT_MEMORY で失敗します。
VERSION
ランタイムのバージョンで、recommended または latest を指定します。正確なバージョン番号を含め、それ以外の値を指定するとデプロイは INVALID_VERSION で失敗します。
recommended を使ってください。各値に対応するバージョンは、ランタイムのバージョン表に記載しています。
DISPLAY_NAME
ダッシュボード、CLI、API に表示される名前です。-、_ です。アクセント付きの文字や絵文字など、それ以外の文字を使うと INVALID_DISPLAY_NAME で失敗します。日本語の文字も使えません。
DESCRIPTION
アプリケーションの短い説明で、280 文字以内です(超えるとINVALID_DESCRIPTION)。
AUTORESTART
クラッシュ後にアプリケーションを自動的に再起動します。true または false を指定でき、デフォルトは false です。ボットなど、常にオンラインである必要があるものでは有効にしてください。
- アプリケーションがステータス
1で終了した。Node.js や Python で未処理のエラーが起きたときの一般的な終了コードです。 - 少なくとも 60 秒間実行されていた。起動直後にクラッシュするアプリがループで再起動されることはありません。
- 直近 1 時間以内に自動再起動されていない。
- 再起動では解決できないエラーがログに出ていない。対象は、無効なボットトークン、モジュールの不足、構文エラーや TypeScript の型エラー、依存関係のインストールの失敗です。
SUBDOMAIN
アプリケーションをhttps://<subdomain>.squareweb.app で Web サイトとして公開します。
- 63 文字以内で、使える文字は英字、数字、ハイフンです。ハイフンで始めたり終えたりすることはできません。名前は小文字で保存されます。
- すでに使われている名前、予約済みの名前(
adminやapiなど)、無効な名前はINVALID_SUBDOMAINで失敗します。 - Web サイトにはボットより多くの RAM が必要です。最小 RAM を参照してください。
- サーバーはポート
80、ホスト0.0.0.0で待ち受ける必要があります(Web サイトが表示されないを参照)。
RUNTIME
MAIN の拡張子から判断する代わりに、ランタイムを明示的に指定します。不明な値は INVALID_RUNTIME で失敗します。
RUNTIME を設定した場合は MAIN を省略できます。その場合は START も設定してください。ほとんどのランタイムは MAIN のファイルを実行してアプリケーションを起動するためです。
START
カスタム起動コマンドです。MAIN のファイルを実行するデフォルトのコマンドを置き換えます。
- 256 文字以内です(超えると
INVALID_START)。 - コマンドの実行前に、依存関係は通常どおりインストールされます。
- コマンドは起動のたびにファイルから読み込まれるため、ダッシュボードで
squarecloud.appを編集して再起動すれば変更できます。
ID
このキーは自分で書く必要はありません。squarecloud upload の後、Square Cloud CLI がファイルに ID=<app ID> を追加し、squarecloud commit などの以降のコマンドが対象のアプリケーションを判断できるようにします。Square Cloud はデプロイ時にこのキーを無視します。
設定例
ボット
squarecloud.app
Web サイトまたは API
squarecloud.app
https://mysite.squareweb.app で応答します。
Next.js
ビルドが必要なフレームワークではSTART を使います。ここでの MAIN は Node.js ランタイムを選ぶためだけのものなので、実際の設定ファイル(next.config.mjs など)を指定してください。ビルドと起動のスクリプトは package.json から読み込まれます。
squarecloud.app
次のステップ
環境変数
トークンや接続文字列を、コードと zip の外に保管します。
squarecloud.ignore
CLI と VS Code がアップロードから除外するファイルを選びます。
ランタイム
バージョン、依存関係ファイル、各ランタイムでのアプリの起動方法。
トラブルシューティング
各デプロイエラーの意味と解決方法。

